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「ニコンSP復刻モデル」

−製品番号1番 日本カメラ博物館に寄贈、公開中−




このたび、日本カメラ博物館では株式会社ニコンから「ニコンSP復刻モデル」をご寄贈いただきました。

「ニコンSP」は、1957(昭和32)年に日本光学工業(現・ニコン)から発売された連動距離計内蔵透視ファインダーカメラです。この機種の最大の特徴は、28ミリから135ミリまで6種類の交換レンズに対応するファインダーを内蔵していることです。

このファインダーは広角レンズ用と標準〜望遠レンズ用の2つを備え、フィルム巻き戻しクランク基部にあるファインダーセレクターの焦点距離数字を指標に合わせるとファインダー内部に焦点距離に対応した光像枠が現れるという独自の機構を持っています。

そのほかにもシャッタースピードダイヤルをそれまでの緩・高速の二軸に分割されていたものを一軸不回転式として専用露出計「ニコンメーター」との連動を可能としたほか、セルフタイマーの装備や生産後期の製品ではシャッター幕にチタンを使用するなど革新的な機構や試みを行ない、国産連動距離計内蔵透視ファインダーカメラの最終発展形態を表わす機種として現在に至るまで高い評価と人気を持つカメラです。

「ニコンSP」は複雑なファインダー機構を持つため再生産は非常に困難とされていましたが、このほど見事に本体とともに明るい広角レンズとして人気のあった「Wニッコール3.5センチF1.8」と組み合わせて2,500台限定で復刻再生産を実現しました。
今回ご寄贈いただいた製品は製品番号「0001」番がカメラ本体およびレンズに刻印されています。

これに伴い去る2月4日、日本カメラ博物館にて「ニコンSP復刻モデル」の贈呈式を行ない、株式会社ニコン映像カンパニープレジデント木村眞琴様から日本カメラ博物館館長森山眞弓へと「ニコンSP復刻モデル」製品番号1番が手渡されました。(写真右上)

「ニコンSP復刻モデル」は、名取洋之助氏が愛用していた「ニコンSP」や「ニコンS3M」など日本カメラ博物館所蔵の貴重なニコンカメラと共に現在日本カメラ博物館にて公開しております。どうぞご一見ください。





展示協力 株式会社ニコン
開館時間 10:00〜17:00
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)
および年末年始など当館が定める休館日
入館料 一般 300 円、小・中学生 無料
団体割引(10名以上)一般 200 円
所在地 102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCII 一番町ビル(地下 1 階)

*文中の会社名、製品名は、各社の商標、登録商標です。
*文中の製品名は、各社の正式な社名、商号と必ずしも一致いたしません。

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