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日本カメラ博物館特別展

CAMERA:Made in Japan

―JCII設立50周年記念展―





「ベルカムラ」 1959(昭和34)年 と 輸出検査合格証票



 日本カメラ博物館(館長:森山 眞弓 (財団法人日本カメラ財団理事長))では、2004年7月27日(火)から10月24日(日)までの期間、特別展「CAMERA:Made in Japan」―JCII設立50周年記念展―を開催いたします。

 財団法人日本カメラ財団(JAPAN CAMERA INDUSTRY INSTITUTE)は、現在、業務の重点を、検査試験事業から文化的事業へ転換し、日本カメラ博物館を始めとする様々な施設を通じて、写真、映像文化の普及という新しい活動をしていますが、そのルーツは輸出検査業務でした。

 1954(昭和29)年、日本のカメラを輸出産業として確立するため、法律によってカメラの検査を行い、輸出カメラを一定水準以上の品質に保って、日本製カメラの信用を確立することを使命とする財団法人日本写真機検査協会が設立されました。検査協会は、その後、検査品目の追加及び業務の拡大に伴なう適切な活動を行い、広くカメラ等光学機器の進歩、発展に寄与し、多大な成果を残して1989(平成元)年12月にカメラが指定品目から削除されて35年に及ぶ輸出検査業務を終了しました。

 今回の展示は、輸出検査業務の始まりから終了までの35年間の軌跡を、実際に検査したカメラ等光学機器を中心に、当時の資料や写真を併せて展示し、検査業務の内容や、JCIIが日本カメラ 産業の発展に果たした役割、そして日本の各メーカーの技術革新の歴史を紹介します。


 

● 展示予定機種(その一部をご紹介)

  • ラメラ 1959(昭和34)年 興服産業興和光器製作所 (現:興和)
     トランジスタラジオの一部に16ミリフィルムを使用するカメラを組み込んだ製品。
    ボディーの色は白、黒、赤、緑、青があるほか、輸出モデルに「BELL KAMRA(ベルカムラ)」の名称がある。(添付写真)

  • ニッコール F 1962(昭和37)年 日本光学工業 (現:ニコン)
     「ニコンF」のドイツ向け輸出モデル。本体の銘板のほか、露出計内蔵ファインダーなどのアクセサリー類も同じく「NIKKOR(ニッコール)」と表示している。ドイツメーカーの商標に配慮し、名称変更して発売された。

  • オリンパス トリップ35 1968(昭和43)年 オリンパス光学工業 (現:オリンパス)
     セレン光電地によるプログラムAEを備えた35ミリカメラ。1000万台以上が1980年代まで長期間にわたり生産され、世界中で好評を博した。

  • ペンタックス K1000 1976(昭和51)年 旭光学工業 (現:ペンタックス)
     1975(昭和50)年に発売された「アサヒペンタックスKM」をベースにしたカメラ。製造当初は海外向けであったが、後年日本国内でも発売された。

  • キヤノン AE−1 1976(昭和51)年 キヤノン
    各部ユニット生産、自動化を計るといった生産技術の面で強いインパクトを与えたカメラ。
    マイクロコンピューターを採用し、デジタル化した機構と小型・軽量の形態の良さが人気を博した。

  • ミノルタ α−7000 1985(昭和60)年 ミノルタカメラ (現:コニカミノルタ)
     オートフォーカスの全自動35ミリ一眼レフカメラ。レンズのフォーカシングはボディー側モーターで駆動させる。輸出モデルに「7000AF」「MAXXUM(マクサム)7000」の名称がある。


               ※ここに記載したカメラ名は展示予定機種の一部です。

タイトル 日本カメラ博物館特別展
「CAMERA:Made in Japan」 ―JCII設立50周年記念展―
開催期間 平成16(2004)年7月27日(火)〜平成16(2004)年10月24日(日)
出品点数 カメラ・レンズ等:約100点
その他アクセサリー、用品、資料等
常設展等 常設展として「日本の歴史的カメラ」約300点も展示

※博物館展示スペースの一角を日本の各メーカーに提供する「メーカーコーナー」の展示も開催
出版物 JCII設立50周年を記念し、「日本の歴史的カメラ 改訂版」を発売


*文中の会社名、製品名は、各社の商標、登録商標です。
*文中の製品名は、各社の正式な社名、商号と必ずしも一致いたしません。

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