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日本カメラ博物館特別展

コニカミノルタ展
「革新を求めて」

〜チェリー手提暗函からα-7デジタルまで〜





左:「チェリー手提暗函」(レプリカ) 1903(明治36)年
右:「α−7デジタル」 2004(平成16)年



 日本カメラ博物館(館長 森山眞弓)では、来る2005年4月19日(火)から9月4日(日)まで特別展「コニカミノルタ展」を開催します。

 1873(明治6)年、東京・麹町の「小西六兵衞店」で写真器材や石版器材を取り扱い始めたことにより創業した「コニカ」は、外国製写真材料・撮影機材の輸入代理店業を営むとともに、それらの国産化に乗りだし営業写真館向けカメラの製造をはじめました。

 1903(明治36)年には日本で最初のアマチュア向け量産カメラ「チェリー手提暗函」を発売したのをはじめに「ミニマムアイデア」「パーレット」、第二次世界大戦後は「コニレット」「C35」シリーズなど数多くのアマチュア向けカメラや、「さくら」「コニカ」ブランドのフィルムなどを発売し、多くの人々に対して写真の普及と発展に努めてきました。

 1928(昭和3)年、兵庫・武庫川にカメラメーカー「日独写真機商店」として誕生した「ミノルタ」は、翌1929(昭和4)年に「ニフカレッテ」を発売したのをはじめに「セミミノルタ」「ミノルタ16」「SR−T101」「CLE」「110ズームSLR」「XD」「ディマージュ」シリーズなど今日に至るまで独創的なカメラを発表し続けてきました。

また1985(昭和60)年に発表した「ミノルタα-7000」は、初のシステム化されたオートフォーカス一眼レフカメラとして好評を博し、現在のデジタル一眼レフカメラに至るまで「αシステム」は継続しています。

 これら日本の写真産業を代表する二つの企業は、2003(平成15)年に経営統合し、「コニカミノルタグループ」として新しいスタートを切りました。

 今回の特別展では、コニカミノルタグループをはじめ関係各社の協力を得まして、カメラの歴代主要製品を展示するほか、試作品、カットモデルなど貴重な資料を展示・紹介いたします。


● 展示予定機種(その一部をご紹介)

  • チェリー手提暗函(レプリカ) 1903(明治36)年
    アマチュア向けのカメラとして日本で最初に量産・市販されたボックスカメラ。木製皮張りのボディーを持ち、名刺判の乾板を使用する。(展示品は後年メーカーによってレプリカとして製作されたものです。)

  • ニフカレッテ 1929(昭和4)年
    ドイツ人技術者の技術指導を受け製造された127フィルム用フォールディングカメラ。レンズ、シャッターは輸入品各種を組み合わせて使用したため、多数のバリエーションモデルが存在した。

  • コニカ オートレックス 1965(昭和40)年
    シャッター速度優先式の自動露出機構を持つ一眼レフカメラ。35ミリ判フルサイズとハーフサイズの2種類の画面サイズを切り替えて撮影が可能。

  • ライツミノルタ CL 1973(昭和48)年
    TTL機構を持つコンパクトな距離計連動式透視ファインダーカメラ。ドイツのエルンスト・ライツ社との業務提携により製造された。

  • コニカ C35AF 1977(昭和52)年
    世界最初のオートフォーカスカメラ。「ジャスピンコニカ」の愛称で親しまれ、100万台を越える大ヒット製品となった。

  • ミノルタ α-7000 1985(昭和60)年
    それまでのミノルタ製一眼レフカメラとは全く異なるレンズマウントやシステム構成を持つオートフォーカス一眼レフカメラ。オートフォーカス駆動用のモーターをカメラボディー側に持つ。

  • コニカ ヘキサー 1992(平成4)年
    いわゆる「高級コンパクトカメラ」として誕生した機種。赤外フィルム使用時にピントを自動補正する機能をオプションで設定できることや徹底した静音設計など独特のコンセプトを持ち注目を集めた。レンズは35ミリF2を装着。

  • ミノルタTC−1 1996(平成8)年
    チタン外装を持つ高級コンパクトカメラ。ほぼ名刺サイズのコンパクトボディーを持つ。レンズは非球面レンズ2枚を含むGロッコール28ミリF3.5を装着しているほか、ターレット式の完全円形絞りを採用している。

  • コニカミノルタ α−7デジタル 2004(平成16)年
    CCDシフト方式の手ぶれ補正機構を採用し、全てのミノルタαシリーズ交換レンズで手ぶれ補正を可能としたデジタル一眼レフカメラ。

  • ミノルタ スカイ (試作機) 1957(昭和32)年
    独自のレンズマウントやセルフタイマーを利用した長時間露出機構などが可能な距離計連動式透視ファインダーカメラ。意欲的な機構を多数備えていたが量産には至らなかった。

  • コニカ FR (試作機) 1960(昭和35)年頃
    金属製縦走行シャッター(コパルスケヤ)を使用した距離計連動透視ファインダーカメラ。レンズマウントはライカスクリューマウント。開発当時は一眼レフカメラへの移行期にあたり試作にとどまった。

※ここに記載したカメラ名は展示予定機種の一部です。

タイトル 日本カメラ博物館特別展
コニカミノルタ展 「革新を求めて」
〜チェリー手提暗函からα‐7デジタルまで〜
開催期間 2005年4月19日(火)〜9月4日(日)
出品点数 カメラ:約260点
その他レンズ、試作機、資料、フィルム等
常設展等 常設展として「日本の歴史的カメラ」約300点も展示

※博物館展示スペースの一角を日本の各メーカーに提供する「メーカーコーナー」の展示も開催
展示協力 コニカミノルタグループ

<コニカミノルタ展紹介ページ>
http://konicaminolta.jp/about/release/kmhd/2005/0412_01_01.html


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