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日本カメラ博物館 特別展

 

フィルムカメラ展


開催期間:2018年10月23日(火)〜2019年3月10日(日)



 
フィルムカメラ展

(左から) 「ザ・コダック」 1888(明治21)年 イーストマン乾板&フィルム社(アメリカ)
「ライカ M3」 1954(昭和29)年 エルンスト・ライツ(西ドイツ)
「ローライフレックス 2.8D」 1955(昭和30)年 フランケ&ハイデッケ(西ドイツ)
「ポラロイド SX-70 ランドカメラ」 1972(昭和47)年 ポラロイド(アメリカ)
「ハッセルブラッド 500C/M」 1971(昭和46)年 ハッセルブラッド(スウェーデン)
「ローライ 35」 1967(昭和42)年 フランケ&ハイデッケ(西ドイツ)
「ニコン F3」 1980(昭和55)年 日本光学工業
「コニカ機廖Made in occupied Japan) 小西六写真工業(現:コニカミノルタ) 1948(昭和23)年

 

日本カメラ博物館(館長 森山眞弓)では、2018年10月23日(火)から2019年3月10日(日)まで、特別展「フィルムカメラ展」を開催します。

1839(天保10)年8月、フランス科学アカデミーで、フランス人のダゲールにより写真術が発表されました。その技法は、今日「ダゲレオタイプ」と呼ばれるもので、銅板に銀メッキをかけたものを感光材料として撮影するものでした。その後、湿板、乾板、そしてフィルムへと新しい感光材料技術が誕生していきました。

それらは、いずれも銀が本来持っている光に感じる能力に、塩化物を使用することでさらに感光性を向上させて画像を記録するもので、これらを総称して「銀塩写真」と呼ばれる名称の由来になっています。

2019年は、ダゲレオタイプの発表から180年を迎えます。そのなかで一貫して継続されてきた「銀塩写真」は、いまやデジタルカメラ、電子画像に主流を譲りました。産業と密接に関わっている写真にとって、より便利で、簡単に良好な画像が得られ、環境にやさしいものに主流が移行するのは自然な流れです。

しかしこのような時代にあっても、銀塩写真やフィルムを使用するカメラならではのプロセスの楽しみ、描写の持ち味があることも確かで、いまでも写真表現技法の1つとして地位を確立しています。

今回の特別展では、ダケレオタイプから写真術が180年を迎えるにあたって、現在の視点であらためて「銀塩写真」や「フィルムカメラ」を客観的に見直し、その魅力を紹介いたします。また、それぞれの自宅にある「フィルムカメラ」や「古い写真」についての利用や保管への提案も行ないます。


 

● 展示予定より

●「イーストマン・ロールホルダー」 
  1888(明治21)年頃 イーストマン乾板フィルム会社(アメリカ)

イーストマン社が製造した剥離式のロールフィルムを装填し、乾板用カメラに装着して使用。

●「ザ・コダック」 
  1888(明治21)年 イーストマン乾板フィルム会社(アメリカ)

100枚撮影可能なフィルムが装填された状態で販売され、撮り終わって会社に送り返すと、写真と新たなフィルムが入ったカメラが送り返されるシステムを確立した。

●「シネマトグラフ」と「エジソン・キネトスコープ」
  シネマトグラフ:1895(明治28)年 ジュール・カーペンター(フランス)
  キネトスコープ:1897(明治30)年 エジソンMFG(アメリカ)

最初期の映画機材。映画はフィルムがあってこそ完成された。

●「ベストポケット・コダック」
  1912(大正元)年 イーストマン・コダック(アメリカ)

名称のとおり、ベストのポケットにも入るほど薄く折りたためる。大量に生産、輸出され、世界的にアマチュア層を拡大した。

●「ライカ」 
  1925(大正14)年 エルンスト・ライツ(ドイツ)

ロールフィルムを使用する機種ならではの構造で、その後の小型精密カメラの基礎となり、現在にいたるまで知られる存在である「ライカ」の最初のモデル。

●「ハンザキヤノン」 
  1935(昭和10)年 精機光学研究所(日本)

ライカを範とした日本で最初の35ミリ判距離計連動式フォーカルプレンシャッター機。「びっくり箱」と呼ばれる飛び出し式のファインダーを装備している。

●「ポラロイド ランドカメラ95」 
  1948(昭和23)年 ポラロイド(アメリカ)

「なぜ撮影した写真をすぐに見られないの?」という娘の言葉から研究・開発が始まった。インスタント方式。現在でも同様の方式のカメラは愛好されている。

●「ニコンF」 
1959(昭和34)年 日本光学工業(日本)

世界的に認められ、それまでのシステムを一掃するほどに普及。古くからある一眼レフカメラの位置を主流に押し上げた。

●「コニカ C35AF (ジャスピンコニカ)」
  1977(昭和52)年 小西六写真工業(日本)

エレクトロニックフラッシュや自動露出機構、自動的にピントを合わせるオートフォーカス機構を装備し、多くの人が失敗無く写真を楽しめるようになった。
交換式のフィルム装填部(マガジン)にデジタルバックを準備することで、銀塩とデジタルの両方式一眼レフカメラとして使用できるシステムを展開した。



(展示予定機種は変更される場合があります)



※ここに記載したカメラ名は展示予定機種の一部です。
タイトル 日本カメラ博物館 特別展
「フィルムカメラ展」
開催期間

2018年10月23日(火)〜2019年3月10日(日)

展示品

2019年に写真術が180年をむかえるにあたり、あらためて「銀塩写真」や「フィルム カメラ」を見わたし、その魅力を伝える。また自宅にある「フィルムカメラ」や「古い写真」に関する保管や利用への提案も行なう。
(展示点数約200点を予定)

常設展等 常設展として世界最初の市販カメラ「ジルー・ダゲレオタイプカメラ」、「日本の歴史的カメラ」約300点、「ライカコーナー」、「カメラのおもちゃコーナー」、「カメラ体験コーナー」、「分解パネルコーナー」などを展示
開館時間 10:00〜17:00
休館日

毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)※12/25(火)は開館
年末年始休館:12月28日(木)〜1/7(月
設備点検のため、2月3日(日)は休館

入館料 一般 300 円、中学生以下 無料
団体割引(10名以上)一般 200 円
所在地 102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCII 一番町ビル(地下 1 階)
交通機関
東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1分
東京メトロ有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
都営バス「都03 グリーンライン(四谷駅=半蔵門=日比谷=銀座四 =晴海埠頭)」半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮くださいませ。
JR東京駅からは、東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。

※詳細は「アクセス・利用案内」のページをご覧下さい。
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