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ブルース・オズボーン 作品展 

「 親 子 」







BRUCE OSBORN



 JCIIフォトサロンでは、来る2007年1月5日(金)から1月28日(日)まで、ブルース・オズボーン作品展「親子」を開催いたします。

 1980年に来日し、以来日本で活動している写真家ブルース・オズボーン氏。雑誌の依頼で"パンクの若者"を撮影することになった時、「親の顔が見てみたい!」という好奇心から、彼の母親をスタジオに呼んだのがきっかけとなり、それ以降25年間にわたり、ライフワークとして親子をテーマとした写真を撮り続けています。

 当初は、"親子の写真撮影を通して、日本社会が見えるのではないだろうか"と、数組の親子から類型を探し出そうと考えていたオズボーン氏ですが、撮影を通じて出会った親子は、親と子それぞれに強い個性を醸し出し、一組一組がとてもユニークな存在でした。「次第に興味は、切っても切れない縁で結ばれた「親子」、最も基本の関係そのものである「親子」という被写体へと移っていった」と後に語るように、氏の写真からは、社会環境の激しい変化にさらされても本質的には変わることのない「親」と「子」の単純明快で強力な関係が浮かびあがってきます。

 今回の作品展では、1982年から撮影を続ける「親子」の写真から、高城昌子(凰昌流煎茶道家元)高城剛(ハイパー・メディア・クリエーター)親子、宮川大助(漫才師)松下左由美(中学生)親子、水野誠一(参議院議員)水野頌子(小学生)親子、小堺秀男(鮨屋)小堺一機(タレント)親子など、職業も年齢もさまざまな日本の親子の肖像、約70点(全作品モノクロ写真)を展示します。時を経てから再び撮影を行った親子も10組登場し、時代により変わりゆく人間の肖像としてもお楽しみいただけます。(氏名・職業は撮影当時のものです)。
 小道具を何も置かないスタジオ撮影だからこそ、自分たちだけで様々なポージングをつけていく親子。そこで生まれる会話や触れ合いが一枚の写真に定着され、言葉にしなくとも伝わってくる情感が私たちを温かく包み込むことでしょう。

ブルース・オズボーン
 L.A. Art Center College of Design で、コマーシャル写真を専攻。
1980年の写真展「LA Fantasies」の成功をきっかけに日本での活動を本格的に開始し、現在までにテレビCFや広告写真の制作では数々の賞を獲得した。
「親子」写真の撮影は1982年から始めたシリーズで、撮影した「親子」の数は800組を超える。
ボストン子供の博物館で行った企画展「TEEN TOKYO」では、東京のティーンエージャーを撮影して展示。ニューメディアを使って制作した海外とのTV番組ではディレクターを務めた。また、映像と音楽で構成するユニット"futon logic"を結成。ロンドン公演を行なった。
国内外のクリエイターとコラボレーションをするプロジェクトにも積極的に参加。写真以外にも幅広い分野で活躍中。
2003年より7月の第4日曜日を「親子の日」にと提案し、記念日協会にも登録された。
2005年には、金沢21世紀美術館で「親子写真展」を、2006年には、愛・地球博公園内の愛知県児童総合センターにおいて「親子の肖像展」を行った。親子のホームページはhttp://www.oyako.org


 
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