写真を鑑賞する方法としては、モニターで見ることが多いと思われますが、プリントもしてみましょう。
写真用品を扱う店舗で大きく場所を占めているもののひとつに、インクジェットプリンターと写真用の出力紙(写真用紙)のコーナーがあります。
インクジェットプリンターには、インクの種別により、染料タイプ、顔料タイプ、ハイブリッドタイプがありますが、出力するサイズなどを含めて、自分の目的にあてはまる機種を選びましょう。
インクジェットプリンター用には、多くの種類の写真用紙が発売されています。光沢、半光沢、微粒面、画材紙、キャンバス地、和紙などと、それぞれの用紙によって色合いや質感などに特徴があり、同じ写真をプリントしても印象が異なります。自分のイメージ合ったプリントに仕上げることも写真の楽しさのひとつです。
このほか、インクリボンを使う昇華型プリンターや、インスタント写真でプリントするものなどもあります。小型で操作が簡単なものが多いことが特徴です。
プリントした写真は額縁(フレーム)に入れて飾ってみることも写真の楽しみ方のひとつです。小さい額縁でも充分なので、自宅の壁や棚、机の上などに飾るのもよいでしょう。また、出力したプリントをファイルに入れて作品集(ポートフォリオ)を作ったり、仲間と一緒に展示会を開催して、多くの人に見てもらうことも写真の楽しさであり、写真が上達する方法でもあります。
現在はデジタルカメラが主流となっていますが、タブレットなどにデータを入れて液晶画面で鑑賞したり、持ち歩いていろいろな人に見てもらうのもよいでしょう。