吉野信 作品展 「自然は神、野生は友」
JCIIフォトサロンでは、来る2005年8月30日(火)から9月25日(日)まで、吉野信作品展「自然は神、野生は友」を開催いたします。
自然写真家の第一人者で、自然保護運動においても積極的な活動を続けている吉野信氏は、デザイン学生のころから自然の中の造形や野生動物の持つ独特の形に深い関心をよせていました。フリーの写真家となってからは蓄積していた思いを爆発させるかのように自然や野生との遭遇、そして新たな発見を求め、世界を股にかけ飛び回るようになります。
吉野氏は、一歩間違えば「死」と隣り合わせの野生の世界で、自身も危険な状況に幾度もさらされながら、それでも自然の中であるがままの野生の姿を撮影することにこだわりつづけました。氏のまなざしが捉えた北アメリカの風景は、すべての生がリンクしあう命の連鎖を物語っています。野生の遺伝子は必要最小限のシンプルで無駄のないメカニズムを構成し、文明の利器に慣れてしまった私たちに新たな発見と驚きを与えてくれます。そこに写された自然と対峙したときに、私たちは、自分を、人間を見つめなおし、生きることの意味を再確認することができるのではないでしょうか。
今回の作品展では、切り立った崖に佇むシロイワヤギ、朝露のなか草を食むアメリカバイソン、厳しい自然の中で何年もかけて成長してきた木々の圧倒的な存在感、万年雪に覆われた山並み、夕日に輝く湖沼と縁取られた木々の美しいコントラスト、ダイナミックで奇妙な岩の造形、複雑に絡み合い蛇行する川の流れなど約70点(全作品モノクロ)を展示します。
アメリカ・カナダ・アラスカの自然が織り成す景観を、光と影の芸術に結晶させたモノクロ作品でどうぞご覧ください。
タイトル
吉野信作品展「自然は神、野生は友」
開催期間
2005年8月30日(火)~9月25日(日)
展示内容
今回の作品展では、切り立った崖に佇むシロイワヤギ、朝露のなか草を食むアメリカバイソン、厳しい自然の中で何年もかけて成長してきた木々の圧倒的な存在感、万年雪に覆われた山並み、夕日に輝く湖沼と縁取られた木々の美しいコントラスト、ダイナミックで奇妙な岩の造形、複雑に絡み合い蛇行する川の流れなど約70点(全作品モノクロ)を展示します。
展示点数
約70点(全作品モノクロ)
図録販売
今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。
図録はこちら
開館時間
10:00~17:00
休館日
毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)
入館料
無料
所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル
交通機関
- 東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
- 東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
- 都営バス「都03 (四谷駅 – 半蔵門 – 日比谷 – 銀座四 – 晴海埠頭)」
- 都営バス「宿75 (新宿駅西口 – 東京女子医大前 – 四谷駅前 – 半蔵門 – 三宅坂)」
半蔵門停留所下車 徒歩 4 分
- 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
- 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
- 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
- JR東京駅からは、東京メトロ◎丸の内線東京駅→大手町駅にて◎半蔵門線に乗り換えると便利です。