日本カメラ博物館講演会 「古写真の魅力と学術写真の探究 島津斉彬はどのように写されたのか」
開催日:2018年4月21日(土)
講師:安藤 義路 氏(農学博士、元農林水産省家畜衛生試験場写真室)
2018年4月21日(土)午後1時~3時
開催のお知らせ
受講料:300円(友の会会員は無料)
※受講券提示でお一人様一回のみ博物館入館が無料
日本カメラ博物館は、来る2018年4月21日(土)に、学術写真を専門とし、大河ドラマ「西郷どん」で島津斉彬(なりあきら)の銀板写真(ダゲレオタイプ)を再現した安藤義路氏を講師にお迎えし、講演会「古写真の魅力と学術写真の探究 島津斉彬はどのように写されたのか」を開催いたします。
安藤氏は、撮影技師として写真に40年近く関わっていたましたが、常に学術写真に必要な新しい情報や技術の習得をはじめ撮影技術の追求や写真の品位などを考えながら業務に携わってきました。目に見えない生体情報の可視化や記録の可能性など興味深いテーマも多くあり、それらは学術記録でありながら、専門的な知識がなくとも生命の美しさやエネルギーを感じることができる優れた記録写真の数々といえます。
また、このような専門的な写真に技師として携わるなかで写真が誕生した19世紀の初期の写真技法にも興味を示し、知識と経験を活かして銀板写真や湿板(しっぱん)写真といった古典写真技法も独自に研究、習得していきました。
今回の講演会では、大河ドラマ「西郷どん」のために再現した島津斉彬の銀板写真(ダゲレオタイプ)をはじめ、安藤氏が温故知新の精神で再現した初期の光学機器や古典写真技法について、実際に作製した手法や感想を実物の作例に基づいて紹介し、古写真の魅力について語っていただきます。
また、安藤氏が撮影した写真をお見せしながら、人の目では見えない世界をどのように記録するのか、学術写真の世界についてもわかりやすく解説いたします。
開催概要は以下のとおりです。
- タイトル
日本カメラ博物館講演会
「古写真の魅力と学術写真の探究 島津斉彬はどのように写されたのか」 - 講師
安藤 義路 氏 (農学博士、元農林水産省家畜衛生試験場写真室) - 開催日時
2018年4月21日(土) 午後1時~3時(12時30分開場予定) - 場所
東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル 6階会議室
(東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車4番出口より徒歩1分) - 応募方法
日本カメラ博物館にて直接受付、または電話にて受付
お申込み・お問合せ先:03-3263-7110 - 定員
100名(座席指定なし・先着順) - 受講料
300円(日本カメラ博物館友の会会員・フォトサロン友の会会員・学生は無料)
※受講券提示でお一人様一回のみ博物館入館が無料
※当日講演前に博物館ご見学の方は、入館受付時に講演会参加の旨お伝えください