日本カメラ博物館講演会「キヤノンEOSシリーズのカメラデザイン」
講師:田中 昇 氏
キヤノン株式会社 総合デザインセンター
受講料:300円(友の会会員は無料)
※受講券提示でお一人様一回のみ博物館入館が無料
日本カメラ博物館では、来る2010年3月27日(土)に、現在開催中の特別展「カメラとデザイン」(2月16日~6月20日)に関連し、講演会「キヤノンEOSシリーズのカメラデザイン」を開催いたします。
特別展「カメラとデザイン」は、国内外の著名デザイナーやエンジニアが関わったカメラや、ファッションブランドとのコラボレーションモデル、カラーバリエーションモデルなど、“カメラとデザイン”をテーマに個性豊かなカメラを展示し、デザインから見たカメラの魅力を紹介するものです。
今回の講演会では、キヤノン株式会社 総合デザインセンター・コンシューマ商品デザイン部・室長の田中昇氏に「キヤノンEOSシリーズのカメラデザイン」について語っていただきます。田中氏は、グッドデザイン部門別大賞を受賞した「キヤノン オートボーイ3」、ニューヨーク近代美術館パーマネントコレクションとなった「キヤノン オートボーイジェット」など自由な発想でデザインできるコンパクト系と、系譜を持つフィルム時代の「EOS-1N」、「EOS-3」、「EOS-1v」、デジタルの「EOS-1D MarkⅢ」など、キヤノンの主軸となる一眼レフカメラデザインを長く担当されてきました。
今回の講演では、キヤノンのカメラデザインと、プロ用からアマチュア用まで幅広いラインナップを誇る、キヤノンの一眼レフEOSシリーズのデザインについて、キヤノン一眼レフの歴史的な流れ、EOSデザイン コンセプトの原点、EOSシリーズのデザイン進化などを、余すことなく語っていただきます。
講演は、カメラ、写真愛好家はもとより、カメラ開発に携わる若手技術者から、広範なインダストリアルデザインに関係した方々にも興味を持っていただける内容になっております。
田中 昇 (たなか のぼる)氏 略歴
1957年広島市生まれ。1981年愛知県立芸術大学卒、キヤノン㈱入社。総合デザインセンター・コンシューマ商品デザイン部・室長。グッドデザイン賞部門別大賞を受賞した「オートボーイ3」、ニューヨーク近代美術館パーマネントコレクションとなった「オートボーイジェット」や、「EOS-1v」、「EOS-1D MarkⅢ」などを担当。現在は一眼レフカメラシステム全般の製品デザイン開発を統括。
開催概要は以下のとおりです。
[開催概要]
- タイトル
日本カメラ博物館講演会
「キヤノンEOSシリーズのカメラデザイン」 - 講師
田中 昇 (たなか のぼる)氏
キヤノン株式会社 総合デザインセンター - 開催日時
2010年3月27日(土曜日)午後1時~3時 (12時30分開場予定) - 場所
東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル 6階会議室
(東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車4番出口より徒歩1分) - 応募方法
日本カメラ博物館にて直接受付、または電話にて受付
お申込み・お問合せ先:03-3263-7110 - 定員
160名 - 受講料
300円(日本カメラ博物館友の会会員は無料)
※受講券提示でお一人様一回のみ博物館入館が無料
◆次回講演会◆
「コレクターから見たカメラデザイン」
伊藤二良氏
4月24日(土) 午後1時~3時(予定)