日本カメラ博物館講演会「リコーGRシリーズのデザイン-フィルムからデジタルまで-」
講師:奥田 龍生氏
株式会社リコー 総合デザインセンター
受講料:300円(友の会会員は無料)
※受講券提示でお一人様一回のみ博物館入館が無料
日本カメラ博物館では、来る2010年6月12日(土)に、現在開催中の特別展「カメラとデザイン」(2月16日~6月20日)に関連し、株式会社リコー 総合経営企画室 総合デザインセンター奥田龍生氏による特別講演会「リコーGRシリーズのデザイン-フィルムからデジタルまで-」を開催 いたします。
奥田龍生氏は、株式会社リコーのカメラデザインチームリーダーとしてフィルムカメラの時代からデジタルの時代まで幅広くカメラデザインを手がけてこられましたが、今回は同社のフラッグシップモデルである「リコーGRシリーズのデザイン」を中心に語っていただきます。
リコーGRシリーズは、1996年に発売されたフィルムカメラ「リコーGR1」が最初で、従来は28ミリという広角単焦点レンズ搭載カメラでは一般ユーザーには受け入れられないというジンクスを破り、多くのプロ、ハイアマチュアに作品を創れる高級コンパクトカメラとして受け入れられました。2001年にはさらに広角化を推進した「リコーGR21」、2005年にはデジタル時代に向けた28ミリ相当の画角を持つ単焦点機「GR DIGITAL」へと発展し、2007年に超広角24ミリ相当のズームレンズを搭載した「Caplio GX100」、2009年にはニューコンセプトモデルとしてユニット交換式のカメラ「GXR」が発売されるなど、コンパクトカメラ分野で“GRシリーズ”を核に高級化路線を徐々に拡大してきました。
講演は、カメラ、写真愛好家はもとより、カメラ開発に携わる若手技術者から、広範なインダストリアルデザインに関係した方々にも興味を持っていただける内容になっております。
奥田 龍生 (おくだ たつお)氏 略歴
銀塩GRシリーズ、GR21、GRレンズや、初期のデジタルカメラDCシリーズから初代GR DIGITAL、Ⅱ、Ⅲ、そしてGXR、他にもCXシリーズ、Gシリーズまで、すべてのカメラデザインのディレクションを手がけ、カメラ デザインチームのリーダーを務める。GR DIGITALⅡはグッドデザイン賞金賞、GX100はドイツの国際的なデザイン賞であるiF賞金賞を受賞。
開催概要は以下のとおりです。
[開催概要]
- タイトル
日本カメラ博物館講演会
リコーGRシリーズのデザイン-フィルムからデジタルまで- - 講師
奥田 龍生(おくだたつお)氏
株式会社リコー 総合デザインセンター - 開催日時
2010年6月12日(土曜日)午後1時~3時 (12時30分開場予定) - 場所
東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル 6階会議室
(東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車4番出口より徒歩1分) - 応募方法
日本カメラ博物館にて直接受付、または電話にて受付
お申込み・お問合せ先:03-3263-7110 - 定員
160名 - 受講料
300円(日本カメラ博物館友の会会員は無料)
※受講券提示でお一人様一回のみ博物館入館が無料