昔のカメラで撮影しよう
開講のお知らせ
日本カメラ博物館では、来る2006年8月26日(土)に小中学生を対象としたワークショップ「昔のカメラで撮影しよう」を開講いたします。
このワークショップは、日本カメラ博物館が所蔵する明治から昭和初期頃に作られたカメラを使用し、親子でお互いを撮り合う肖像写真の撮影や、暗室で写真の現像・プリントを体験する講座です。
撮影には、木製のスタジオカメラやくみたてあんばこ組立暗函などを使用します。ピント合わせはスリガラスのビューファインダーに写った像を見ながら手動で行い、「取枠(とりわく)」という木製のフィルムフォルダーにネガを入れて撮影します。
ネガは昔のガラス乾板のかわりに黒白印画紙を使用します。印画紙はフィルムと比べはるかに感度が低く撮影には数十秒もかかるため、写る人が動いて顔がブレないように「首おさえ」という道具を使って、頭が動かないように固定します。
撮影後は暗室で現像し、印画紙でつくった紙ネガから密着プリントをつくってできあがりです。できあがったプリントはお持ち帰りいただきます。
博物館が収蔵するカメラに、触って、撮影して、暗室でプリントまで体験できる貴重な機会です。
なお、開講概要は以下のとおりです。
タイトル
日本カメラ博物館ワークショップ「昔のカメラで撮影しよう」
講師
本博物館学芸員
開催日程
2006年8月26日(土曜日)午後1時から午後4時30分(予定)
場所
JCIIビル内会議室、暗室(日本カメラ博物館となり、フォトサロンのあるビル)
アクセス・利用案内 をご覧ください。
応募方法
「日本カメラ博物館」にて直接受付、または電話にて受付(「ホームページで知った」とお申し込みください)
お申し込み先:日本カメラ博物館 電話:(03)3263-7110
受講資格
小中学生と、その保護者(保護者1名につき子供2名まで)
定員
小・中学生10名(先着順 10組20名まで・定員になり次第締め切り)
受講料
2,000円(税込/日本カメラ博物館友の会会員は1,500円)
※子供1名追加の場合はプラス1,000円
(注意事項)
- 必ず保護者同伴のうえでご参加ください。(小中学生のみで参加はできません)
- 詳細な内容は、お申込みいただいた方に後日郵送にてお知らせ致します。
- 参加料には薬品、印画紙代、博物館入館料を含みます。(昼食代は含まれませんので、各自ご用意ください)
- 使用するカメラ、薬品、印画紙類は当館で準備いたします。
- 受講料はお申し込み後1週間以内に日本カメラ博物館窓口にて直接お支払いいただくか、当館指定の口座へお振り込み、もしくは現金書留にてお支払いください。
- 受講料は前払いで、払い戻しは原則として行いません。
- 実習の進行は留意して行いますが、不慮の事故・不可抗力に起因する事故に関して、当館では一切責任を負いません。