写真展

11月28日（火）
～12月24日（日）

＜開館時間＞
10：00～17：00
※毎週月曜日休館

　考現学を提唱していた吉田謙吉（1897-1982）、報道写真家の名取洋之助（1910-1962）、『カメラクラブ』編集長を務めていた鈴木八郎（1900-1985）、アマチュア写真家だった桑原甲子雄（1913-2007）、情報局情報官の林謙一（1906-1980）、満洲電電に務めていた画家の赤羽末吉（1910-1990）の6名が、それぞれに異なる動機で訪問し、独自の視点で外地を写した写真作品。

　官幣大社朝鮮神宮、奉天の北稜、哈爾浜（ハルビン）、新京、吉林、北京などの街角と人々の様子、蓮江口や仙洞の日本人開拓村、横道河子のロマノフカ村、承徳の寺院や赤峰の砂漠、内蒙古の遊牧民や阿巴嘎（アパガ）大王府、貝子（ベイズ）廟に集う人々、大同の石仏など162点（全てモノクロ。うち、オリジナルプリント26点、ニュープリントによる初公開50点）を、1階のJCIIフォトサロンと地下1階のJCIIクラブ25の2会場でご覧いただく作品展。

「写された外地」
吉田謙吉・名取洋之助・鈴木八郎・桑原甲子雄・林 謙一・赤羽末吉
会期：11月28日（火）～12月24日（日）

第一会場：JCIIフォトサロン（JCIIビル1階）
第二会場：JCIIクラブ25（JCIIビル地下1階）
※今回のコレクション展で展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロンにて販売します。