図録

【展示期間】2003年7月1日〜2003年7月27日
【紹介文】ツカサと呼ばれる女たちが島の安全を祈る「うやがんまつり」で神歌を歌う様子や、「ンナフカまつり」で神懸りする様子、それを見守る村の人々、「ムシャーマ（豊年祭）」でミロク神を先頭に祭場に向かう子どもたち、お盆の夜の「あんがま」で仮装した祖霊と戯れる子どもたち、琉球藩の時代その石より背が高くなると一人前の税が課せられたと言い伝えられる「人頭税石」、島が珊瑚礁でできているため岩が多い畑を鍬で砕いて開拓する農夫、朝、家族総出で島唯一の換金作物であるさとうきび畑に向かう様子など、1969年から70年の宮古、石垣、竹富、与那国などの沖縄先島の祭りと風土、生活をとらえた作品約80点（全作品モノクロ）を展示・紹介。
（展示紹介より）