「日本のカメラショー60年」
日本カメラ博物館 JCIIライブラリー収蔵資料展
JCIIビル地下1階 JCIIクラブ25にて展示
ギャラリートークも開催
日本カメラ博物館 JCIIライブラリーでは、2018年11月27日(火)から12月25日(火)まで、JCIIクラブ25にて収蔵資料展「日本のカメラショー60年」を開催します。
本展では、カメラ・写真関連展示会で来場者に進呈されたガイドブック『カメラ映像機器総合カタログ』、『写真・映像用品年鑑』などの関連資料により、日本で開催されたさまざまなカメラ・写真関連展示会の60年にわたる歩みを紹介します。
1960年、一般ユーザーに向けた日本のカメラを紹介する展示会として、「日本カメラショー」が始まりました。同展示は百貨店催事の形を取って全国を巡回し、最盛期には年間13都市で開催されていました。
1970年には写真用品を紹介する「フォトアクセサリーショー」も始まり、以後両展示会は、カメラや写真用品の試作品や新製品など、憧れの製品にふれることができるイベントとして定着しました。1990年代中頃から、両展示会は「フォトエキスポ」として合同開催し、2001年からは東京・大阪の見本市会場を使用するなど、しだいに世界規模のカメラ・写真展示会となるように展示規模を拡大しました。
2005年に両展示会はプロ向け展示会の「ラボシステムショー」、「国際プロフェッショナル・フォト・フェア」(IPPF)と合同し、「フォトイメージングエキスポ」(PIE)に再編されました。2010年には、開催地を東京から横浜へ移して「シーピープラス」となり、来る2019年には10年目を迎えます。
また、2004年からは写真館経営者向けの展示会「スタジオ写真フェア」が始まり、2010年に「PHOTO NEXT」(フォトネクスト)と会名を改めて、他分野のプロ写真家やフォトビジネスユーザーへ対象を拡大し、やはり2019年に10年目を迎えます。
日本のカメラ・写真関連展示会にとってさまざまな節目となる2019年を目前に、当ライブラリー収蔵資料によってふり返ります。
※今回の展示内容を収めた図録を制作し、JCIIフォトサロンにて販売する予定です。
タイトル
日本カメラ博物館 JCIIライブラリー収蔵資料展
日本のカメラショー60年
開催期間
2018年11月27日(火)~12月25日(火)
展示概要
1960年の「日本カメラショー」に始まる、さまざまな日本のカメラ・写真関連展示会のあゆみについて、JCIIライブラリーが所蔵する『カメラ映像機器総合カタログ』、『写真・映像用品年鑑』などの展示ガイドブックや資料を交え、戦後日本の写真産業発展の歴史として紹介、解説。
関連イベント
- ギャラリートークを開催
- 12月8日(土)、18日(火)午後2時~
担当学芸員による解説
開館時間
10:00~17:00
休館日
期間中無休
入館料
無料
会場
(地下 1 階)「JCIIクラブ25」
所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル
交通機関
- 東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
- 東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
- 都営バス「都03 (四谷駅 - 半蔵門 - 日比谷 - 銀座四 - 晴海埠頭)」
- 都営バス「宿75 (新宿駅西口 - 東京女子医大前 - 四谷駅前 - 半蔵門 - 三宅坂)」
半蔵門停留所下車 徒歩 4 分
- 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
- 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
- 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
- JR東京駅からは、東京メトロ◎丸の内線東京駅→大手町駅にて◎半蔵門線に乗り換えると便利です。