2025年2月のおすすめ
以下の図書は、関連資料のごく一部です。JCIIライブラリーで閲覧できます。このほかにも、日本カメラ博物館、JCIIフォトサロンで開催している展示に関係する多くの資料を所蔵しています。
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日本カメラ博物館 特別展
特別展「昭和100年記念 昭和のカメラ物語 第一部:1926-1954」
2025年2月11日(火) ~ 6月22日(日)
関連資料(一部)
書名・叢書名: 『日本カメラの歴史』
著者:日本写真機光学機器検査協会 編
出版:毎日新聞社
発行年:1975年
日本のカメラと写真史の発展について詳細にまとめた資料。写真術が渡来し、多くの先覚者の研究から隆盛に至る過程を年代別にまとめた「歴史編」と「歴史的カメラ」に選定された1903年から1974年までの国産カメラ327機種について解説した「資料編」の2巻組で構成。
書名・叢書名: 『昭和10~40年 広告に見る国産カメラの歴史』
著者:酒井修一 監修 アサヒカメラ編集部 編
出版:朝日新聞社
発行年:1994年
国産カメラが海外製品の模倣から脱却し、独自の展開をはじめつつあった1935(昭和10)年を出発点として、1965年までの『アサヒカメラ』など写真雑誌に掲載された広告を基に、国産カメラ1851機種を紹介。巻末の索引と機種概説が充実。
書名・叢書名:『クラシックカメラ選書31 カメラの歴史散歩道』
著者:白松 正
出版:朝日ソノラマ
発行年: 2004年
カメラと写真の黎明から、デジタルカメラ前夜ごろまでの流れを追った一冊。昭和期に大きく発展した「ライカ」をはじめとする35ミリカメラの特徴と、戦後に追従し、やがて独自の路線を採って、大きな発展を遂げた国産カメラとの関係について説く。
JCIIフォトサロン 写真展
2025年2月4日(火)~ 3月2日(日)
関連資料(一部)
書名・叢書名: 「幕末明治の写真師列伝」
著者:森重和雄
出版:日本カメラ財団
発行年:2018~2024年
写真師・宮下欽について、日本カメラ財団の月報『JCII NEWS』で2018年8月号から2024年4月号まで、全65回にわたり連載。松代藩士として戊辰戦争などに従軍した前半生から、『通天楼日記』の記述を基にした横山松三郎門下時代、独立し、名古屋で写真館を開業してからの足跡など、その業績と生涯を詳細に解説。
書名・叢書名: 『江木五十嵐写真店百年の歩み』
著者:江木五十嵐写真店百年の歩み刊行委員会 編
出版:五十嵐写真店
発行年:1985年
13歳で宮下欽の写真館に入門した中村利一が、後に就職して取締役に就任した「江木写真店」の60年と、後継となる「五十嵐写真店」40年の歴史をまとめた記念誌。紙幣に採用された福沢諭吉の肖像などを撮影し、明治期から日本の営業写真界をリードした業績を詳細に記している。
書名・叢書名: 『五十嵐与七物語 ある肖像写真家の一生』
著者:布川周ニ 澁澤秀雄 監修
出版:叢文社
発行年:1966年
1943年に解散した江木写真館の技師や業務を引き継いで「五十嵐写真店」を設立した五十嵐与七の八十数年にわたる伝記。肖像写真界の第一人者として、1965年に紫綬褒章授与を受けた記念に刊行。