BOOK SELECTION

2025年3月のおすすめ

以下の図書は、関連資料のごく一部です。JCIIライブラリーで閲覧できます。このほかにも、日本カメラ博物館、JCIIフォトサロンで開催している展示に関係する多くの資料を所蔵しています。

所蔵する書籍の検索は蔵書検索サービスから行えます。

 日本カメラ博物館 特別展

特別展「昭和100年記念 昭和のカメラ物語 第一部:1926-1954」

2025年2月11日(火) ~ 6月22日(日)

関連資料(一部)

日本カメラの歴史 歴史編

書名・叢書名: 『日本カメラの歴史』
著者:日本写真機光学機器検査協会 編
出版:毎日新聞社
発行年:1975年

日本のカメラと写真史の発展について詳細にまとめた資料。写真術が渡来し、多くの先覚者の研究から隆盛に至る過程を年代別にまとめた「歴史編」と「歴史的カメラ」に選定された1903年から1974年までの国産カメラ327機種について解説した「資料編」の2巻組で構成。

広告に見る国産カメラの歴史

書名・叢書名: 『昭和10~40年 広告に見る国産カメラの歴史』
著者:酒井修一 監修 アサヒカメラ編集部 編
出版:朝日新聞社
発行年:1994年

国産カメラが海外製品の模倣から脱却し、独自の展開をはじめつつあった1935(昭和10)年を出発点として、1965年までの『アサヒカメラ』など写真雑誌に掲載された広告を基に、国産カメラ1851機種を紹介。巻末の索引と機種概説が充実。

カメラの歴史散歩道

書名・叢書名:『クラシックカメラ選書31 カメラの歴史散歩道』 
著者:白松 正
出版:朝日ソノラマ
発行年: 2004年

カメラと写真の黎明から、デジタルカメラ前夜ごろまでの流れを追った一冊。昭和期に大きく発展した「ライカ」をはじめとする35ミリカメラの特徴と、戦後に追従し、やがて独自の路線を採って、大きな発展を遂げた国産カメラとの関係について説く。

 JCIIフォトサロン 写真展

飯島幸永作品展「消えた海 1973年~1976年」-千葉県内房海岸・京葉臨海コンビナート開発 その光と影-

2025年3月4日(火)~ 3月30日(日)

関連資料(一部)

寒流

書名・叢書名: 『寒流 津軽のおんな/越後・雪下有情』
著者:飯島幸永
出版:彩流社
発行年:2012年

1960~70年代にわたって、雪深い越後山間の集落と、津軽に生きる「おんな」をテーマに撮影を行っていた作者は、二つの雪国を通して、日本の原風景ともいうべき風土の貌を、黒白写真で表現していった。JCIIフォトサロンで、2007年3月に本作品の写真展を開催。

暖流

書名・叢書名: 『暖流 八重山諸島につなぐ命』
著者:飯島幸永
出版:彩流社
発行年:2017年

雪国を舞台とした『寒流』に対し、対極ともいうべき亜熱帯の八重山諸島に生きる海の男や、老女たちの姿を通じて、作者が永年追求してきた、厳しい自然環境が育む「風土と日本人」というテーマを表現した作品集。

人間 上村松篁

書名・叢書名: 『人間 上村松篁』
著者:飯島幸永
出版:小学館
発行年:2002年

雑誌の依頼取材をきっかけとして、1988年から12年間にわたり日本画家の上村松篁を追いかけ続けた作品集。制作の原動力である写生をする姿を中心に、気迫のこもった画業の一瞬一瞬など、ありのままの姿を通して、上村松篁の人間像をとらえた。