2025年5月のおすすめ
以下の図書は、関連資料のごく一部です。JCIIライブラリーで閲覧できます。このほかにも、日本カメラ博物館、JCIIフォトサロンで開催している展示に関係する多くの資料を所蔵しています。
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日本カメラ博物館 特別展
関連資料(一部)
特別展「昭和100年記念 昭和のカメラ物語 第一部:1926-1954」
2025年2月11日(火) ~ 6月22日(日)
書名・叢書名: 『日本カメラの歴史』
著者:日本写真機光学機器検査協会 編
出版:毎日新聞社
発行年:1975年
日本のカメラと写真史の発展について詳細にまとめた資料。写真術が渡来し、多くの先覚者の研究から隆盛に至る過程を年代別にまとめた「歴史編」と「歴史的カメラ」に選定された1903年から1974年までの国産カメラ327機種について解説した「資料編」の2巻組で構成。
書名・叢書名: 『昭和10~40年 広告に見る国産カメラの歴史』
著者:酒井修一 監修 アサヒカメラ編集部 編
出版:朝日新聞社
発行年:1994年
国産カメラが海外製品の模倣から脱却し、独自の展開をはじめつつあった1935(昭和10)年を出発点として、1965年までの『アサヒカメラ』など写真雑誌に掲載された広告を基に、国産カメラ1851機種を紹介。巻末の索引と機種概説が充実。
書名・叢書名:『クラシックカメラ選書31 カメラの歴史散歩道』
著者:白松 正
出版:朝日ソノラマ
発行年: 2004年
カメラと写真の黎明から、デジタルカメラ前夜ごろまでの流れを追った一冊。昭和期に大きく発展した「ライカ」をはじめとする35ミリカメラの特徴と、戦後に追従し、やがて独自の路線を採って、大きな発展を遂げた国産カメラとの関係について説く。
JCIIフォトサロン 写真展
関連資料(一部)
2025年4月29日(火・祝)~ 6月1日(日)
書名・叢書名: 『佐渡万華鏡 近藤福雄写真集1917-1945 ガラス乾板写真集』
著者:近藤福雄 富山治夫 総合編集
出版:郷土出版社
発行年:1994年
佐渡に生まれ育った作者は、生涯にわたり島内を写して歩き、約8,800枚のガラス乾板を残した。本書は、1917(大正6)年から1945(昭和20)年の間に撮影された231枚を選び、9章に分けて構成した作品集。
書名・叢書名: 「佐渡1918~1949」(『アサヒカメラ』1983年12月号 掲載)
著者:近藤福雄
出版:朝日新聞社
発行年:1983年
特集「日本の風土」内で、写真家・富山治夫によって発見された近藤福雄の作品約30点を紹介。写真史家の金子隆一が「ひとりで発見した写真行為」として解説を行っている。
書名・叢書名: 『日本写真史を歩く』
著者:飯沢耕太郎
出版:新潮社
発行年:1992年
幕末・明治から昭和にかけて活躍した写真家の人物像を通して、日本写真史の埋もれた側面を掘り起こしていく書。「佐渡の野次馬カメラマン」と題して、近藤福雄の生涯と作品について論考している。