池本喜巳作品展「植田正治 1974-1996」
JCIIフォトサロンでは、来る2001年7月31日(火)から9月2日(日)まで、池本喜巳作品展「植田正治 1974-1996」を開催します。
池本氏は、写真家植田正治の助手を長く勤められてきました。山陰の風土を舞台に独自の美的世界を築き上げ、国内外で高い評価を得てきた師の感性を学びつづけた歳月は、20年以上にも及びます。その間に折に触れて記録し続けた池本氏の貴重な写真には、師への想いと師の心の動きがさりげない形で生き生きと描きかかれています。それは、池本氏の尊敬する師に対するメッセージであり、傑出したす写真家の遺伝子を受け継ぐ決意であると言えるでしょう。
今回の作品展では、1974(昭和49)年から1996(平成8)年までの、写真家植田正治氏を捉えた日常風景や多くの人たちとの出会い、世界各国でのレセプションの裏舞台、鳥取砂丘で行われた撮影風景など、植田氏の人柄が偲ばれる貴重な記録の数々約100点(全作品モノクロ)を展示します。
池本 喜巳(いけもと よしみ)
1944年鳥取市生まれ。1967年日本写真専門学校卒業後、大阪のスタジオを経て1970年鳥取市に池本喜巳写真事務所を設立。1977年植田正治氏の助手となり、1978年第9回アルル国際写真フェスティバル(フランス)、1980年第16回フォトキナ(ドイツ・ケルン)へアシスタントとして同行。東京、大阪、オランダ、イタリア等各地で個展。1995年、1997年「フォトシンポジウムin沖縄」へ講師として参加。鳥取、山陰にこだわり作品づくりを続ける。
日本写真家協会会員、日本写真協会会員。第一回鳥取県写真家協会賞、鳥取市文化賞受賞。写真集に「鳥取県の道」「そでふれあうも」「大雲院祈りの造形」「池本喜巳作品集 鳥取百景」など。
タイトル
池本喜巳作品展「植田正治 1974-1996」
開催期間
2001年7月31日(火)~9月2日(日)
展示内容
1974(昭和49)年から1996(平成8)年までの、写真家植田正治氏を捉えた日常風景や多くの人たちとの出会い、世界各国でのレセプションの裏舞台、鳥取砂丘で行われた撮影風景など、植田氏の人柄が偲ばれる貴重な記録の数々約100点(全作品モノクロ)を展示。
展示点数
約100点(全作品モノクロ)
図録販売
今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。
開館時間
10:00~17:00
休館日
毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)
入館料
無料
所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル
交通機関
- 東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
- 東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
- 都営バス「都03 (四谷駅 – 半蔵門 – 日比谷 – 銀座四 – 晴海埠頭)」
- 都営バス「宿75 (新宿駅西口 – 東京女子医大前 – 四谷駅前 – 半蔵門 – 三宅坂)」
半蔵門停留所下車 徒歩 4 分
- 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
- 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
- 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
- JR東京駅からは、東京メトロ◎丸の内線東京駅→大手町駅にて◎半蔵門線に乗り換えると便利です。