写真展

操上和美作品展「NORTHERN 北の風景」

開催期間:2004年3月30日(火)2004年4月25日(日)
(c)KAZUMI Kurigami

 JCIIフォトサロンでは、来る2004年3月30日(火)から4月25日(日)まで、操上和美作品展 「NORTHERN 北の風景」を開催します。

 今回の作品展では、それらの仕事とは別の私的日常の中で、北海道を旅しながら撮影したスナップ写真、モノクロ約80点を展示します。

 北海道は氏が生まれ育った土地であり、その体にしみこんだ様々な重みから「脱出」しようとした場所でもあります。しがらみの無い一人の旅行者となり、自らを故郷で再確認することは、記憶の中にある形姿に向かってシャッターを切ることでした。それらは、家の真裏にある空知川、富良野の駅前に立つ少年、雪に埋もれた大地、そこで生きぬく人たちがつくりだしたノスタルジックな風景など昔の面影の再現でした。

 写真家として精力的に世界中を飛び回る「操上和美」の感性を動かす原点をこの作品で感じていただけると思います。

操上 和美 (くりがみ かずみ)
1936年北海道生まれ。1961年東京綜合写真専門学校卒業。1965年フリーランスとなる。ADC会員最高賞、講談社出版文化賞、ACC杉山賞、毎日デザイン賞、日本宣伝賞山名賞、NYADC賞、他受賞。主な写真展に「陽と骨」、「KAZUMI KURIGAMI PHOTOGRAPHS-CRUSH」、「ROBERT FRANK 回遊」、「Big Time」、タイムトンネルシリーズVol.12「写真家・操上和美」など多数。写真集に「SADAO(渡辺貞夫)」講談社、「ALTERNATES」誠文堂新光社、「泳ぐ人」冬樹社、「陽と骨」パルコ出版、「HARA MUSEUM OF CONTEMPORARY ART」原美術館、「KAZUMI KURIGAMI PHOTOGRAPHS-CRUSH」スイッチ・コーポレーション、「MYRIAD MIND(大江健三郎)」スイッチ・コーポレーション、「驟雨(井上陽水)」スイッチ・コーポレーション、「POSSESSION(首藤康之)」光琳社、「新生(市川新之助)」スイッチ・パブリッシング、「NAGASAKU BOXX(永作博美)」新潮社、「NORTHERN」スイッチ・パブリッシング、「SINNOSUKE(市川新之助)」ワニブックス、「中村勘太郎」朝日新聞社、「中村七之助」朝日新聞社、他。
ADC(東京アートディレクターズクラブ)会員。

タイトル

操上和美作品展 「NORTHERN 北の風景」

開催期間

2004年3月30日(火)~4月25日(日)

展示内容

広告写真家として第一線で活躍されている繰上和美氏が、生まれ育った北海道を旅し、日常の中で撮影したスナップショット、約70点を展示(全てモノクロ)。
家の真裏にある空知川、富良野の駅前に立つ少年。雪に埋もれた大地に、もの哀しいけれどそこで生きぬき生活する人たちがつくりだした風景を感じることができます。

展示点数

約70点(全作品モノクロ)

図録販売

今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。

図録はこちら

開館時間

10:00~17:00

休館日

毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)

入館料

無料

所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

交通機関

  • railway東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
  • railway東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
  • bus都営バス「都03 (四谷駅 – 半蔵門 – 日比谷 – 銀座四 – 晴海埠頭)」
  • bus都営バス「宿75 (新宿駅西口 – 東京女子医大前 – 四谷駅前 – 半蔵門 – 三宅坂)」
    半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

  • 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
  • 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
  • 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
  • JR東京駅からは、railway東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。