青木勝作品展「JET JET JET 1969-1975」
JCIIフォトサロンでは、来る2004年8月31日(火)から9月26日(日)まで、青木勝作品展「JET JET JET 1969-1975」を開催いたします。
青木氏は35年間にわたり旅客機を専門に撮り続けている写真家です。フリーランスとなるまでは飛行機を被写体として意識はしていませんでしたが、航空会社から仕事を依頼されたのがきっかけで、手探りの状態から撮影するようになります。当時わずかに撮られていた飛行機の写真は、報道写真か、航空機メーカーから配られたカタログ写真だけで、手本とするものもなく、自分の感性から涌き出るイメージだけを頼りに作品を作り上げてゆきました。
今回の作品展では、わが国初の旅客機YS-11、「ジャンボ」の愛称で親しまれているボーイング747、ジェット旅客機創世時代を支えたボーイング707やDC-8、現在は生産が終了しているボーイング727やロッキードL-1011トライスターなど、日本の航空機輸送が急発展を遂げる1969年~1975年に撮影された作品約80点(全作品モノクロ)を展示します。
大量輸送が可能な機種が登場し始め、日本全国に空港が次々と開港するなど、旅客機が一般的になる転換期の真っ只中に撮影された作品からは、ジェット機の力強い姿と共に人々の大空への憧れを感じ取ることができます。
青木 勝 (あおき かつ)
1944年 埼玉県生まれ。1966年 東京写真短期大学(現・東京工芸大学)卒業。同年、スポーツニッポン新聞東京本社写真部入社。1968年 スポーツニッポン新聞東京本社を退社してフリーランス写真家となる。1970年 日本航空の嘱託カメラマンとして、飛行機写真を撮り始め、以後グラフ誌を中心に海外紀行や飛行機の記事と写真を発表、航空専門誌や写真雑誌の連載等のほか、ビデオ映像の企画、撮影、監修などにも携わる。
著書に『ヒコーキを撮ろう』(朝日ソノラマ)、写真集『JET JET JET』(スポーツニッポン新聞社)、『AIRLINERS-青木勝の旅客機の世界-』(イカロス出版)、『YS-11名機伝説』(講談社)、CD-ROM作品集『旅客機の世界』(シンフォレスト)などがある。
(社)日本写真家協会会員、航空ジャーナリスト協会会員、日本旅行作家協会会員、(財)日本航空協会評議員、(社)日本航空機操縦士協会顧問、東京工芸大学非常勤講師、自家用操縦士
タイトル
青木勝作品展「JET JET JET 1969-1975」
開催期間
2004年8月31日(火)~9月26日(日)
展示内容
わが国初の国産旅客機YS-11、「ジャンボ」の愛称で親しまれているボーイング747、ジェット旅客機創世時代を支えたボーイング707やDC-8、現在は生産が終了しているボーイング727やロッキードL-1011トライスターなど、航空写真の第一人者である青木氏の原点となる作品約80点(全作品モノクロ)を展示します。
展示点数
約80点(全作品モノクロ)
図録販売
今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。
図録はこちら
開館時間
10:00~17:00
休館日
毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)
入館料
無料
所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル
交通機関
- 東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
- 東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
- 都営バス「都03 (四谷駅 – 半蔵門 – 日比谷 – 銀座四 – 晴海埠頭)」
- 都営バス「宿75 (新宿駅西口 – 東京女子医大前 – 四谷駅前 – 半蔵門 – 三宅坂)」
半蔵門停留所下車 徒歩 4 分
- 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
- 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
- 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
- JR東京駅からは、東京メトロ◎丸の内線東京駅→大手町駅にて◎半蔵門線に乗り換えると便利です。