立木義浩 写真展 「風の写心気」
JCIIフォトサロンでは、来る2010年1月5日(火)から1月31日(日)まで、立木義浩写真展「風の写心気」を開催いたします。
立木義浩氏は東京写真短期大学(現・東京工芸大学)卒業後、アドセンター設立時にカメラマンとして参加し、1969年にフリーランスの写真家になりました。独立当初から新進気鋭の写真家として注目を浴びた立木氏は女性写真の分野の第一人者です。写真界の第一線に立ち続ける立木氏の活躍の場は広告・雑誌・出版など多岐にわたりますが、家族の肖像などの人物写真には定評があり、写真本来が持つ記録の役割をしっかり果たしながらも被写体が見せるふとした表情を捉えたポートレートを数多く発表しています。
今回は月刊誌「日本フォトコンテスト」で2002年1月から始まった連載「風の写心気」の中から本展示用に選りすぐった作品群をご覧いただきます。この連載は毎月テーマをもとに3枚のモノクロ写真と立木氏自身の言葉で構成され、雑誌名が「フォトコン」に変わった今現在も継続しています。「風の写心気」は3シリーズ目をむかえ、これまでに約250カットもの写真が掲載されました。風景、スナップ、ジャーナリズムなどあらゆるジャンルの中から選ばれた写真はテーマによって新しい意味を持ち語りかけてきます。
本展示作品は広告写真や女性写真で表現される立木氏の作品とは少し異なり、ダイナミックな中にも、繊細な一面を垣間見ることができるような作品群です。また、写真に合わせて掲載している文章では立木氏の心が徒然なるままに表現されていて写真をより深く楽しむことができます。
立木 義浩 (Tatsuki Yoshihiro)
1937年、徳島生まれ。
’58年、東京写真短期大学 (現・東京工芸大学) 卒業
アドセンター設立時にカメラマンとして参加。
’69、フリーランスとなり、女性写真の分野で多くの作品を発表する一方、広告・雑誌・出版など幅広い分野で活動を展開中。
<個展>
1999年「東寺」「親と子の情景Ⅱ」、2001年「KOBE・ひと」、2002年「およう」「一滴の旅情(ハウステンボス)」、2003年「after the working・8X10」「桂林」「旅の途中で」、2004年「里山の肖像」「AFRICAN PARTY NIGHT」、2005年「火火」「ひと まち 笑顔 こうべ」、「イッセー尾形 in GERMANY」、2006年「人間列島」「舌出し天使」、2007年「風の写心気」「イヴたち」、「ありふれた景色」「長い昼・白夜」、2008年「時代のおとこ」、2009年「花巡り」(沖縄県 真和志高校)、「桜沙汰-花気色-」(GALLEY PHOTOGLAM 大阪)
<写真集>
1999年「東寺」、2000年「世界ウィスキー紀行」、2001年「KOBE・ひと」 、2002年「およう」、2003年「貴乃花道」、2004年「里山の肖像」、2005年「火火」、2006年「人間列島」「風の写心気」、2007年「ありふれた景色」、2008年「世界遺産 東寺」
タイトル
立木義浩写真展「風の写心気」
開催期間
2010年1月5日(火)~1月31日(日)
展示内容
月刊誌「日本フォトコンテスト」で2002年1月から始まった連載「風の写心気」の中から本展示用に選りすぐった作品群をご覧いただく。この連載は毎月テーマをもとに3枚のモノクロ写真と立木氏自身の言葉で構成され、雑誌名が「フォトコン」に変わった今現在も継続している。「風の写心気」は3シリーズ目をむかえ、これまでに約250カットもの写真が掲載された。風景、スナップ、ジャーナリズムなどあらゆるジャンルの中から選ばれた写真はテーマによって新しい意味を持ち語りかけてくる。
広告写真や女性写真で表現される氏の作品とは少し異なり、ダイナミックな中にも、繊細な一面を垣間見ることができるような作品群、約70点(すべてモノクロ)を展示する。
展示点数
約70点(全作品モノクロ)
図録販売
今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。
図録はこちら
開館時間
10:00~17:00
休館日
毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)
入館料
無料
所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル
交通機関
- 東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
- 東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
- 都営バス「都03 (四谷駅 – 半蔵門 – 日比谷 – 銀座四 – 晴海埠頭)」
- 都営バス「宿75 (新宿駅西口 – 東京女子医大前 – 四谷駅前 – 半蔵門 – 三宅坂)」
半蔵門停留所下車 徒歩 4 分
- 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
- 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
- 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
- JR東京駅からは、東京メトロ◎丸の内線東京駅→大手町駅にて◎半蔵門線に乗り換えると便利です。