JCIIフォトサロン:ギャラリートーク「ヒロシマ・コレクション」を語る
開催のお知らせ
JCIIフォトサロンでは、来る2022年7月26日(火)から8月28日(日)まで、土田ヒロミ作品展「ヒロシマ・コレクション」を開催いたします。
1971年よりフリーランスの写真家として活躍中の土田ヒロミさんは、「俗神」「砂を数える」「ウロボロスのゆくえ」など、日本を問う作品を発表し続けています。
展示作品の「ヒロシマ・コレクション」は、広島平和記念資料館に収蔵された被爆者の遺品を1980年代から記録した作品群です。モノクロームで撮影した遺品と短い説明文という、徹底的に感情を排した構造で制作したのはなぜなのか等、原爆の日を目前に土田さんに語っていただきます。ぜひご参加ください。
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土田 ヒロミ(つちだ・ひろみ)
1939年福井県生まれ。1963年福井大学工学部卒。ポーラ化粧品本舗入社後、東京綜合写真専門学校で学ぶ。退社後、フリーランスの写真家として活動。傍ら、東京綜合写真専門学校校長、大阪芸術大学教授、ニコンサロン運営委員などを歴任。2016年より金津創作の森美術館館長を務める。
主な作品集
『俗神』(オットーズ・ブックス、1976年)、『ヒロシマ(アサヒカメラ増刊)』(朝日新聞社、1983年)、『砂を数える』(冬青社、1990年)、『新・砂を数える』(冬青社、2005年)、『土田ヒロミのニッポン』(産経新聞社、2007年)、『BERLIN』(平凡社、2011年)、『フクシマ2011-2017』(みすず書房、2018年)など。
主な受賞
第8回太陽賞(1971年)、第40回日本写真協会賞 年度賞(1984年)、J・C・J奨励賞(1986年)、第3回伊奈信男賞(1987年)、第27回土門拳賞(2008年)、2022年日本写真協会賞 功労賞(2022年)など。
作品収蔵
東京都写真美術館、東京国立近代美術館、ボストン美術館、テートモダン、カナダ国立美術館、ニューヨーク近代美術館、サンフランシスコ近代美術館、ポンピドゥー・センターなど。
開催概要は下記のとおりです。
- 開催日時
2022年7月29日(金)14:00~ - 場所
東京都千代田区一番町25番地 JCIIフォトサロン
(東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車4番出口より徒歩1分) - 応募方法
JCIIフォトサロンにて直接受付、または電話にて受付
お申込み・お問合せ先:03-3261-0300 - 定員
20名(定員になり次第締め切らせて頂きます) - 参加費
無料