JCIIフォトサロン:ギャラリートークのお知らせ
開催のお知らせ
JCIIフォトサロンでは、来る2025年1月6日(月)から2月2日(日)まで、榎並悦子作品展「裏から廻って三軒目・東京」を開催いたします。
榎並悦子氏が1980年代後半に、谷中、根津、千駄木周辺を中心とした風景や人々を写した作品を展示。
町も人もおだやかで、人とのつながりが密接だった昭和の風景は、現代における地域社会の在り方や地域文化の価値についても再考する機会となる作品展です。撮影当時の様子や現在の東京について榎並さんに語っていただきます。ぜひご参加ください。
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榎並 悦子(えなみ えつこ)
京都市生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、岩宮武二写真事務所を経てフリーランスとなる。「一期一会」の出会いを大切に、人物や自然、風習、高齢化問題など、幅広いフィールドをしなやかな視線でとらえ続け、写真セミナーや撮影会講師などでも活躍。アメリカに暮らす小人症の人々を取材した写真集『Little People』(朝日新聞出版、2005年)で第37回講談社出版文化賞写真賞(2006年)受賞。公益社団法人日本写真家協会正会員。全日本写真連盟副会長。
主な写真展に、視覚障害者が暮らす老人ホームの日常をとらえた「都わすれ」、東京の下町を撮った「裏から廻って三軒目」、高齢化率日本一の町を取材した「日本一の長寿郷」、富山県の民謡行事「おわら風の盆 宙ヲ舞う風の旋律」、インドのアパタニ民族を取材した「APATANI STYLE」や「今天の旅心、明天の合い言葉」、「秒速50センチの東京」、「Paris−刻の面影−」、「ランデブー Avec lumière et une ombre de Paris」などがある。
主な写真集、著作に『都わすれ』(私家版、1985年)、『日本一の長寿郷』(大月書店、1995年)、『秒速50センチの詩』(オールプランナー、1997年)、『越中おわら風の盆』(オールプランナー、1998年)、『HALA BIRA!〜大地を揺るがすフィリピンのフィエスタ~』(オールプランナー、1999年)、『パリの宝石箱 Bijoux de Paris』(クレヴィス、2011年)、『榎並悦子のマルテク式極上フォトレッスン』(朝日新聞出版、2013年)、『明日へ。東北の息吹 東日本大震災からの3年 ―2011-2014―』(朝日新聞出版、2014年)、『園長先生は108歳!』(クレヴィス、2016年)、『光の記憶 見えなくて見えるもの―視覚障害を生きる』(光村推古書院、2020年)、『APATANI STYLE』(光村推古書院、2021年)などがある。
開催概要は下記のとおりです。
- 開催日
2025年1月11日(土)、1月18日(土)、1月19日(日)、2月1日(土)、2月2日(日) - 時間 すべて14時~(約30分を予定)
- 場所
東京都千代田区一番町25番地 JCIIフォトサロン
(東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車4番出口より徒歩1分) - 参加費
無料(お時間になりましたら会場にお集まりください)